こんにちは、防府市の主婦なんたんです^^
赤間硯は 976年(昭和5 年)に
中国の伝統的な四つの文房具・文房四宝のひとつである硯。
日常生活ではあまり見ることがなくなってきました。
わたしにとって硯といえば、四角くて重い書道道具。今の子どもたちに至っては、プラスチック製の硯しか見たことがないかもしれません。
わたし自身、赤間硯のことは、名前しか知らないままでした。
ですがこの前、赤間硯についてテレビで知る機会があり、歴史や制作の過程を見て、
こんなすごい工芸品が近くで作られているとは、知らなかった・・・。
今回は地元山口県で何百年も前から作られてきた赤間硯の歴史や産地、特徴や体験などについて調べてみました。
たくさんの方に知っていただければと思います。
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赤間硯の歴史、産地は?
赤間ヶ関(現在の下関)で作られ始めたので、その名がついたとされています。
赤間硯の歴史は古く、
江戸時代には原料となる石が採れる山は御止山(おとめやま)として入山を禁止され、赤間硯はめったに手に入らない貴重品となっていました。参勤交代などで贈り物として必要になると、藩主の命令で石が掘り出されていたそうです。
赤間硯の原料になる赤間石が採れる地層は限られており、下関市前田あたりと宇部市西万倉あたり一帯でした。
江戸時代まではおもに下関で採石、製造していましたが、次第に採石が難しくなり、江戸以降は西万倉で作られるようになりました。産地が徐々に変遷してきたのですね。
明治時代になると書道が庶民にも広がり、それとともに赤間硯も多く作られるようになりました。
日枝玉峯堂(赤間硯組合)とくすのき製硯(下井さん)です。
くすのき製硯は2020年4月に工房が火事で全焼してしまったそうで、現在、復帰を目指していらっしゃるとのこと。
貴重な工芸品の伝統が受け継がれていくことを願っています。
赤間硯の特徴は?
赤間石で作った硯は、
原石である赤間石は赤い色の石で、日本でもここだけにしかない石です。
固い粘土質の石で、手作業で掘るのですが、とても力のいる作業なのだそう。
赤間硯はなんと、
しかも、これまでの職人が掘り進めてきた坑道をさらに掘り進め、適した赤間石を採ってくるのです。
職人さんは石の選定や火薬の取り扱いなどもあり、
原料の掘り出し、選定から職人さんが行うとは・・・、代々受け継がれた貴重な伝統の技としか言いようがありません。
赤間硯の値段、販売店は
お値段は・・・?
採石から手がけている赤間硯、その平均価格は4470円だそうです(ヤフオク!による)。
品物によっては千円代ものから数万円のものまで。
職人さんにより特徴もあり、作られた時代、職人さんによって価格も変わってきます。
赤間硯は実用品ですが、伝統の技を要する芸術品です。
最近ではプラスチック製の硯が主流になっているので、硯に関心のない方にはこの価格はびっくりするものかもしれませんね(;^_^A
どこで手に入る?
赤間硯は山口県内のJ 主要駅お土産店、秋吉台大正洞入口の清風苑、光ギフトセンターなどで取り扱っています。
芸術品の愛好家の方々の間で、ヤフオクやA azo 、楽天などの通販サイトでも取り扱われています。
また赤間硯は、
宇部市ふるさと納税のホームページはこちら。
硯づくり体験もできる・赤間硯の里
宇部市西万倉地区では、
製作体験は通年行っており(要予約)、
駐車場、トイレや休憩所も用意されていますよ。
「星野リゾート 界 長門」でも赤間硯体験
長門市湯本温泉にある「星野リゾート 界 長門」では、赤間硯ですった墨を使って、扇子型の和紙に絵や文字を綴る体験を行うことができます。
詳しくはこちらの星野リゾート 界 長門のホームページをご覧ください。
まとめ
今回は赤間硯をご紹介しました。
わたしは小さい頃から大人になるまで 0年以上書道を習っていました。
わたしが使っていたのは、四角く成形した工場製の重い硯。それが普通だと思っていました。
ですが若い頃、旅先で硯を買ったことがあります。
蓋つきの美しい硯を見て一目ぼれ。重い石でできた硯を、自分のお土産にと買って帰りました。
旅先で硯に出会うまでは、硯は実用品だと思っていました。
それが、こんなに素晴らしい芸術品にもなるなんて、と、思わず手に取って数千円を投じた自分。
赤間硯についてテレビで放送されているのを見て、そんな昔の自分をふと思い出しました。
恥ずかしいことに地元民でありながら、赤間硯にはほとんど関心を持ったことがありませんでした。
でもきっと、旅先で出会った硯のような感動を与えてくれるのが赤間硯なのではないかと思います。
ひとつひとつ手作業で彫り上げ、磨き上げる手間ひま。その中に込められた思い。
地元の伝統工芸品をもっと知りたい。
その思いがムクムクわいてきました。つぎは宇部市楠町にある赤間硯の里に足を運んでみたいです!