こんにちは、防府市の主婦なんたんです^^
先日娘が習い事の先生からカンロ飴をもらってきました。
みたらし団子のタレを連想する、甘くてちょっと焦げたような香り。
懐かしさと癒しを感じる味ですよね。
子どもの頃よく食べたカンロ飴、今も人気なんだなあと思って調べてみたら、なんとびっくり。
カンロ飴は山口県生まれではないですか!!
光市に工場があるのは知っていたけど、まさかカンロ飴の歴史が山口県から始まっていたなんて・・・。
山口県民としてもっとカンロ飴のことを知りたい!と思い、今回はカンロ飴の歴史や長年おなじみの味の秘密を調べてみました。
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カンロ飴の歴史を知ろう
カンロ飴の誕生には、会社のピンチがあった

70年以上前から変わらぬ味で愛されているロングセラー商品、カンロ飴。
そのカンロ飴を作ったのは、光市出身の宮本政一という人物でした。
政一はもともと実家が製菓業を営んでいましたが19歳で独立し、大正元年(1912年)に「宮本製菓所」を開業しました。
家業を継ぐのではなく19歳で同じ業種で独立するとは。
受け継ぐのではなく、自分自身のお菓子を作りたいという思いが強かったのでしょうか。
宮本製菓所の業績は好調で、現在の光市朝江に新工場を建てるほど。戦後も好調は続き、株式会社に社名を変更します。
しかし戦後、砂糖の値段が高騰し、海外や国内のたくさんの飴が売り出され業界の競争は激化。
会社の収益は減少し、ピンチに陥ったのです。
ピンチの中、創業者宮本政一は思いつきます。
「日本には日本人だけが好む味のふるさとがある」と。
カンロ飴のしょうゆ味は、創業者の執念から生まれた

「日本人の味のふるさと」として着目したのは、日本人が必ず使う調味料「しょうゆ」でした。
じつはほかの会社も同じように、しょうゆ味の飴を作ろうとしていたそうです。
ですが飴を作る際にしょうゆの塩分が焦げついたり、べとつきがひどくなったりで、うまくいかずやめてしまっていました。
宮本政一ももちろんその問題にぶち当たりますが、なんと、地元の醤油メーカーと協力し、煮詰めても焦げつかないカンロ飴専用のしょうゆを開発してしまいます!
何度も試作を繰り返して、昭和30年(1955年)にカンロ飴が完成。
カンロ飴専用のしょうゆのおかげで、甘ったるくなくてどこかしょっぱさも感じるカンロ飴独特の味が生まれました。

発案から商品化までに要した月日はなんと3年!
他の会社は「無理だ」と挫折したしょうゆ味の飴が、山口県光市で実現したのです。
カンロ飴は期待通り大ヒット商品になり、昭和35年(1960年)に会社名を「カンロ株式会社」に変更。
代表作の飴が会社の名前にまでなりました!
そして県民としてはちょっと悲しいことですが、昭和37年(1962年)に本社を東京に移し、発祥の地である光市には工場が残ることになりました。
カンロ光工場は、西日本の生産拠点。
山口県で生まれた味が、今も日本全国に届けられていると思うと、嬉しくなりますね。
カンロ飴のカンロとは?

(カンロ飴のマスコットキャラクター・カンロちゃん)
カンロ飴の「カンロ」は、漢字で「甘露」。
「天から降る甘い露」という意味でつけられました。
光市のとなり、柳井市には甘露醤油という名産のしょうゆがあります。
カンロ飴のしょうゆと甘露醤油は何か関係があるのかなと思って調べてみましたが、わかりませんでした。
ちなみに柳井市の甘露醤油は、ふつうの醤油より甘くて旨味があるのが特徴です。
カンロ飴と甘露醤油、甘くて旨味がある瀬戸内の醤油文化に、ちょっと共通点を感じますね。
カンロ飴、懐かしの味が再ブレイク

カンロ飴の生産のピークは1970年代の半ばごろでした。
その後も定番商品として一定の人気があったため、会社として積極的に売り出していなかったそうです。
しかし、看板商品であるカンロ飴をもう一度多くの人に味わってもらおうと、発売50周年の平成17年(2005年)に大々的なキャンペーンを実施します。
そのキャンペーンは、昔味わってたけど最近食べてないという人が、もう一度カンロ飴を手にとる機会になりました。
「懐かしの味がそのままだ」と家庭で話題になったり、親子で食べたりして人気が復活したのです。

キャンペーンは知らなかったのですが、わたしも懐かしの味に再会したひとりです。
おそらく20年以上ぶりのカンロ飴。
食べる前は甘ったるいんじゃないかな…と思っていたけど、なんのなんの。
久々のカンロ飴はおどろきの味でした。
思わず帰宅した娘の口に放り込みました(笑)
今では料理の隠し味にと、カンロ飴を使ったレシピも登場しています。
>>カンロ株式会社HP内、カンロ飴食堂
飴を料理に使うなんて、「しょうゆ」という日本人ならではの調味料を使った飴だからこそできる技ですね。
まとめ
今回は山口県で生まれたカンロ飴の歴史や味の秘密、カンロひかり工場についてご紹介しました。
小さな頃によく食べていたカンロ飴。
懐かしくて、なめてたらあの頃の思い出が浮かんできます。思い出の味ですね。
まさか長年慣れ親しんできたカンロ飴が光市出身だったなんて。
平生町に住んでた時も、カンロ飴の話は聞いたことなかったなあ・・・。
この年になってカンロ飴の事実を知ることができて、ほんと嬉しいです^^
世代を超えて受け継がれるカンロ飴は、山口県の郷土の味みたいなもの。
山口県発のカンロ飴、一緒に食べながら子どもたちに教えたいですね^^
わたしも子どもたちに、夫に、そして妹家族にも、教えてあげようと思います。